『歯と健康寿命』
お口の中というのは消化管のスタートです。
ただ噛むだけではなく、全部の歯が揃った状態で40回以上噛むことが大切です。噛む回数が減ると唾液の分泌が少なくなり、消化吸収が悪くなります。
咀嚼『噛むこと』にはたくさんの効果があるのをご存知でしょうか。噛むことで分泌される唾液には、お口の中のバイ菌を流し、綺麗にする効果があります。また、虫歯や口臭、骨粗鬆症、がんなどの予防につながるとも言われています。
ですので『噛む』という行為は、すごく大切なことで健康寿命にも関わってきます。
『歯が無くなることのリスク』
歯は一本無いだけで歯列のバランスが崩れ、お口の中だけはでなく身体全体にも様々な影響が出てきます。
歯を失ってしまうと咀嚼機能が低下し、脳に伝わる刺激が少なくなり、認知症のリスクも上がります。
『歯のトラブル』
歯を失っていく理由は虫歯、歯周病、噛み合わせが原因です。
特に歯周病菌は、体の中全体に回っていきます。脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病、若い女性に気をつけて頂きたいのが低体重児出産。他にも様々な原因・・・
歯周病を防ぐには、食生活など生活習慣の見直しや毎日の歯磨き、定期的に歯垢を除去することが大切です。