インプラントを頑張る歯医者を沢山見てきた。
みんな真面目に真剣に歯科医療のために邁進しています。
見ていて一番問題なのは、歯医者を取り巻く、業者なのかもしれません。
歯医者は宣伝をする
ゆえに、金になる
歯医者を食い物にする
という悪いスパイラルが、この業界にはあるようです。
同じ医療業界でも、分野が変わるとまた違います。
私は、内科、産婦人科も数多く取引をさせていただいておりますので、
その業界特有の慣習を嗅ぐ癖がついてしまっています。
この歯医者という業界の悪い慣習を感じずには入られません。
歯医者さんを見ていると、朝から夜遅くまで仕事をしています。
寝る間を惜しんで、休日返上で、勉強会に講習会に試験に、講演にと
動き回って、数多くのスタッフを抱えて人事問題もこなしていくことが
普通です。
一人の歯科医師で目まぐるしいほど仕事をしています。
ここまでは、どの業界の開業医も似たようなものでしょう。
歯科は増えすぎたのです。
一般論で申し訳ないのですが、増えすぎたことを歯科医院自体が感じています。
次から次へと、エゲツなく開業していく。そんな危機感を周りから煽られ、
訳のわからないコンサルタントを投入して、差別化をするために、
あれやこれやと投資を繰り返し、終わることのない架空の競争相手(増え続ける歯医者の脅威)に備えるような
提案や改善が施行されていきます。これが、打ち出の小槌となり、業者を潤わせ、
投資に拍車をかけていく。
だから、歯医者は美味しい、やめられない。なんて声が業者から聞こえる。
こんな人間たちが、真っ当に診療に励んでいる歯科医の体力を奪っていくように感じます。
そして、煽られた歯科医院は品性を失って、誇大広告を打ち、露出を強要され、
真面目に真摯に取り組んでいる姿が白日に晒されることなく、
胡散臭いホームページが患者の印象として刷り込まれる。
本来頑張るべき診療に頑張る歯医者さんであって欲しいのは、患者なら誰しも願うところです。
ホームページで仕立てられた、なんちゃってスター(スーパードクターもどき)を期待しているのは、
せいぜい、色に走った輩でしょう。治療の成果なんてどうでも良い。
触って見られれば良いというところでしょう。
本当に頑張るインプラントをする歯医者さんのために、
私は仕事を選んでいきたいものです。そんな理想と信念を持って、
今日も旭川の歯医者さんと向き合っています。
(文:インプラント旭川.com 管理人 旭川のインプラント観察人)