インプラントと滅菌[vol.012]

インプラントと滅菌の関係って?

滅菌は消毒とちょっと違うのです

インプラント治療をする歯医者さんで、
・専用の出術室
・滅菌処理(タービン、コントラも当然含み)
・専用の出術着(帽子、マスク)
・使い捨ての手袋
・雑菌を除去する空気清浄器
というのは、常識の一つとなっています。

歯医者ではなぜ、ここまで過敏なほどに、
「滅菌」にこだわるのか、
私たちが絶対に知っておかなくてはならないことがあります。

それは、私たちの口の中が、細菌の宝庫だからです。
むし歯でなかろうが、
キレイにホワイトニングされてメンテナンスを欠かさず受けていようが、
「細菌だらけ」
であることに変わりはありません。

インプラントが外科手術を伴う(オペレーション)ことは、
多くの人が知っていることですが、
手術は「細菌だらけの口腔内」で行われるのです。
オペにとって細菌は宿敵といえるでしょう。

その細菌と戦って、インプラントを埋入し、
骨と癒着させるのですから、そこに想定外の細菌など入り込んだら、
大変です!
たまたま、うまく立ち上がったインプラントが
細菌に侵されて、数年たってから不調をきたす
・・なんてことになっては、困ります。

そのため、そのようなトラブルから患者を守るために、
歯医者では、滅菌を徹底した環境でオペをします。

滅菌
と聞くと、なんか誰か、赤の他人の汚い口の中の、バイキンを
自分に押し付けられるようなイメージだけが先行しやすいですが、
他人はもちろん、自分の口腔内の細菌があることを
知っておいても良いと思います。

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